現在大ヒット中の映画『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』。
この映画、映倫からPG12指定を受けているんです。
「うちの子にも見せていいのかな?」
PG12って書いてあるけど、実際のところどうなの?と迷う保護者は多いはずです。
この記事では、
- PG12指定の意味って?
- 小学生にはどれくらい刺激が強い?
- 年齢別の向き不向きは?
- 保護者の判断ポイントは?
などなど、保護者の「これが知りたかった!」を一気にまとめました!
鬼滅の刃を小学生に見せるべきかどうか、親として安心して判断できるようになるヒントがたくさん詰まっています。
見せる前にこの記事をチェックして、家族みんなが心地よく楽しめる時間をつくりましょう!
小学生に鬼滅の刃を見せても大丈夫?年齢別の判断基準とは

鬼滅の刃は大人にも大人気なアニメですが、激しい戦闘シーンや残酷な描写もあるため、小学生に見せるべきか悩む親も多いですよね。ここではまず、PG12指定の基本的なルールと、小学生の年齢別に向き・不向きについてわかりやすく解説していきます。
PG12指定とは?小学生が見る際の基本ルール
映画鑑賞における年齢区分で、映画倫理機構(映倫)により定められています。
PG12 :小学生には、助言・指導が必要です。
R15+ :15歳以上がご覧になれます。(15歳以上であれば中学生でも鑑賞可能)
※15歳未満の方はご覧いただけません。
R18+ :18歳以上がご覧になれます。(18歳以上であれば高校生でも鑑賞可能)
※18歳未満の方はご覧いただけません。※R15+・R18+指定作品は、保護者同伴であっても乳幼児のご入場はできません。
※PG=Parental Guidance(保護者の助言)、R=Restricted(鑑賞制限)の略です。出典:TOHOシネマズ
PG12は「12歳未満の子どもが視聴する場合、保護者の助言や指導が必要」とされる映画区分です。
つまり小学生が鬼滅の刃を観ることは可能ですが、保護者が内容を確認してから判断する必要があります。
この区分は「暴力描写」「流血シーン」「死の描写」などが含まれている場合に適用されることが多く、鬼滅の刃にもそれらが多数含まれているため、PG12指定となっています。
R指定とは違って「見てはいけない」わけではなく、あくまで全年齢見ても問題ない映画です。
小学生が観る場合は、事前に保護者が一度内容を確認したうえで、「どこまで理解できそうか」「怖がりそうか」などを考えて判断してあげるのが理想ですね。
小学生低学年・中学年・高学年での向き不向き
結論から言うと、小学生の学年によって鬼滅の刃の向き・不向きは大きく異なります。
その理由は、年齢によって理解力や感情の受け止め方が全然違うからです。
たとえば低学年(1〜2年生)は、まだ死や暴力の意味をしっかり理解するのが難しい時期です。
鬼滅の刃には残虐な描写やキャラクターの死が頻繁に登場するため、怖がったり、夜に眠れなくなったりするケースもあります。
一方、中学年(3〜4年生)になると物語の流れや登場人物の感情が少しずつ理解できるようになり、「悲しい」「切ない」などの共感も生まれてきます。
それでもまだショックを受けやすい子も多いため、鑑賞後に感想を共有する時間をとるのがおすすめです。
高学年(5〜6年生)になると、自分なりに内容を解釈できる力がついてきて、戦闘シーンの意味やキャラの背景も深く感じ取れるようになります。
感動して泣いたという声も多く、話題についていきたい年頃でもあるため、理解力のある子には楽しめる作品とも言えますね。
PG12の意味と保護者の判断ポイントを解説
鬼滅の刃がPG12に指定されている理由を知ることで、どんな内容に注意が必要なのかが見えてきます。ここではPG12という区分の詳しい意味と、保護者がどんな点に気をつけて判断すればいいのかを具体的に解説していきます。
鬼滅の刃がPG12に指定された理由とは?
刀剣による殺傷流血の描写がみられるが、親又は保護者の助言・指導があれば、12歳未満の年少者も観覧できます。
出典:映倫
鬼滅の刃がPG12に指定された最大の理由は、「流血・戦闘・死の描写」が多く含まれていることです。
PG12とは、12歳未満の子どもが視聴するには保護者の助言や指導が必要な区分であり、「一人で見るには刺激が強すぎるかもしれない」という前提で作られた指標です。
実際、無限列車編では目の前で人が亡くなるシーンや、敵の攻撃で体が切られるシーンなど、精神的にもインパクトのある演出が多く使われていました。
PG12というレーティングは、あくまで「年齢だけでは判断できない」ことを示しているため、実際には親の判断がとても重要です。
保護者が確認すべきポイントと判断材料
子どもに鬼滅の刃を見せるかどうか判断する際、保護者が見るべきポイントはいくつかあります。
まず1つ目は「子どもの性格」です。怖がりだったり、残酷なシーンが苦手なタイプであれば、無理に見せる必要はありません。
2つ目は「親が内容を事前にチェックしておくこと」。すでに原作をご存じの方なら問題ないですね。
そうでなければ予告編をさらっとチェックしておくのもいいですし、もしそれでも心配であれば親だけで実際に一度観て、どこが過激なのかを把握しておくと安心です。
3つ目は「観る前後のコミュニケーション」。感情が揺さぶられる場面が多いので、観終わったあとに「どのシーンが印象的だった?」「どう思った?」と声をかけることで、理解を深めたり不安を和らげることができます。親子の良いコミュニケーションにもなりますね。
そして4つ目は「話題性だけで判断しないこと」。周囲の子が観ているからといって、必ずしもその子に合っているとは限らないので、親としての判断が大切になります。
最終的には、「この子なら大丈夫そう」と思えるなら一緒に観る、「まだ早いかも」と感じたら無理させない、そのスタンスで大丈夫じゃないでしょうか。
小学生に鬼滅の刃を見せる前に知っておきたいQ&A
Q: PG12って結局どういう意味ですか?
A: PG12は「12歳未満の子どもが視聴する際、保護者の助言・指導が必要」という区分です。視聴自体は禁止ではありませんが、暴力や残酷な描写が含まれているため、内容を理解したうえで親が判断することが求められます。
Q: 小学生だけで映画館に行っても大丈夫ですか?
A: 法的には可能ですが、PG12指定作品なので、内容の影響を考えると保護者が同伴して観る方が望ましいです。特に低学年の場合は、事前に内容を確認し、一緒に観てあげるのが安心です。
Q: 無限城編は子どもにとって過激ですか?
A: はい、キャラの壮絶な最期など、感情的にも映像的にもショッキングなシーンが含まれています。低学年の子には特に刺激が強く、怖がってしまう子も多いようです。大人が観ても「思っていた以上だった」と残酷シーンへの意見が多々出ています。
まとめ
今回の記事ではこんなことを書きました。
- 鬼滅の刃はPG12指定で、小学生が観るには保護者の助言が必要
- 低学年には刺激が強く、高学年は子どもの性格次第で判断を
- 無限城編は特に感情的・視覚的にショッキングな場面が多い
- 子どもに見せる前には、保護者が内容を確認し対話の準備をすることが大切
鬼滅の刃は激しい描写もありますが、深いメッセージ性を持った作品でもあります。
見せるかどうかに迷ったら、年齢だけでなく性格や理解力、親子の関係性まで含めて判断するのがベストです。
判断の基準を明確にしておくことで、子どもにも安心して映画体験をさせることができますよ!