ゼルダ実写映画、ついに始動!映画オリジナルストーリーに期待高まる理由

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「ゼルダの伝説」がついに実写映画化──。
任天堂ファンにとっては夢のようなニュースが飛び込んできました。

主演は実力派の若手俳優、監督は『メイズ・ランナー』のウェス・ボール、そしてプロデューサーにはあの宮本茂とマーベル映画の巨匠アヴィ・アラッド。
気になるストーリーはオリジナル?それとも名作「時のオカリナ」や「神々のトライフォース」なのか?

この記事では、現時点で公開されている情報をもとに、実写ゼルダ映画の内容・キャスト・ストーリーの考察・注目ポイントまでを一気に解説します!

目次

ゼルダ 実写映画の内容は?公開された情報を整理!

2027年に公開予定の『ゼルダの伝説』の実写映画。
リンクとゼルダ姫のキャストがついに発表されて、ファンの間ではかなり話題になっています。

キャストだけじゃなくて、監督や制作陣も超豪華で、期待しないわけがないですよね。
「どんな物語になるんだろう?」「原作ストーリーどこまで踏襲する?」なんて、気になって仕方ない方も多いはず。

そこで今回は、今わかっている範囲の情報をしっかり整理してお伝えします。

まずは主役を演じる2人について、注目してみましょう。

主演は若手実力派の2人!リンクとゼルダのキャスト紹介

リンクを演じるのは、16歳のベンジャミン・エヴァン・エインズワース(Benjamin Evan Ainsworth)さん。
ディズニーの実写映画『ピノキオ』で声を担当していた俳優さんで、演技力にはすでに定評があります。

一方、ゼルダ姫を演じるのは、21歳のボー・ブラガソン(Bo Bragason)さん。
イギリス出身の女優で、BBCやDisney+のドラマにも出演していて、透明感のあるビジュアルも魅力的です。

若さと経験のバランスがとれている俳優さんですし、お二人の年齢差がリンクとゼルダにマッチしていてピッタリなキャスティングだなと感じました。

監督は「メイズ・ランナー」のウェス・ボール

ゼルダの実写映画の監督を務めるのは、アクションや冒険を得意とするウェス・ボール監督です。
代表作である『メイズ・ランナー』シリーズでは、迷路に閉じ込められた若者たちのサバイバルを描き、世界中で人気を集めました。

さらに、2024年公開の『猿の惑星/キングダム』では、広がりのある壮大な世界観を見事に表現し、その映像力はハリウッドでも高く評価されています。

また、ボール監督はゼルダシリーズのファンでもあります。

ボールはこれまでにも「ゼルダの伝説」への愛を表明しており、実写映画化が発表される13年前に、実写映画版の監督をしたいとツイートしている。
当時は、「僕が監督するチャンスなんて望むことすらできない」と皮肉交じりに語っていた。

出典:IGN Japan

そんなボール監督が、次はファンタジーの王道『ゼルダの伝説』をどう描いてくれるのか、期待が高まりますよね。

特に注目したいのが、ボール監督がこれまでのインタビューで何度も語ってきた「キャラクターの成長」や「冒険を通じた心の変化」といったテーマです。
これらの要素は、まさにゼルダシリーズの魅力そのもの。少年リンクの成長物語とうまく重ねることで、より深い物語が描かれそうです。

プロデューサー陣の本気度がすごい!宮本茂とアヴィ・アラッド

今回の『ゼルダの伝説』実写映画がこれほど注目されている理由のひとつは、制作陣の豪華な顔ぶれです。

まずご紹介したいのが、ゼルダシリーズの生みの親として知られる宮本茂
任天堂を代表するゲームクリエイターで、『スーパーマリオ』や『ドンキーコング』などの名作も手がけてきた、まさにレジェンド的な存在です。

今回の実写映画について宮本さんは、「世界中のファンの期待を裏切らない作品にするため、10年以上話し合いを重ねてきた」と語っています。

『ゼルダの伝説』の実写映画化について、世界中のファンの期待を裏切らない映画を制作するのは大変なハードルだと考えています。そのハードルを覚悟した上で、Arad Productions Inc.代表のAvi Arad氏とは10年ほど前から話し合いを続けてきました。

出典:IGN Japan

任天堂自らが制作に出資し、クオリティに一切の妥協をしない姿勢がうかがえますね。

そして、もうひとり注目したいのがアヴィ・アラッド(Avi Arad)。
映画『スパイダーマン』や『アイアンマン』など、多くのマーベル作品をヒットに導いてきた名プロデューサーです。

ゲーム業界と映画業界、それぞれの第一人者ともいえるふたりが手を組んだ今回のプロジェクト。
その本気度は、ただの“ゲームの実写化”をはるかに超えるスケールになりそうです。

オリジナルストーリーか?それとも時のオカリナ?

ゼルダの実写映画のストーリーが、原作ゲームをもとにするのか、それとも完全なオリジナルになるのかは、多くのファンの間で注目を集めています。

「時のオカリナ」や「神々のトライフォース」など、長年愛されてきた名作ゲームの世界をスクリーンで見たいという声も多く寄せられていますよね。

そんな中、制作チームがどんな物語を選び、どのように描いていくのか、ますます期待が高まります。

ストーリー構成に「時のオカリナ」が選ばれる理由

ゼルダの実写映画が「時のオカリナ」をベースにする可能性は、かなり高いといわれています。

その一番の理由は、「時のオカリナ」がゼルダシリーズの中でも特に人気が高く、評価も非常に高い名作だからです。

1998年にNINTENDO64で発売されたこの作品では、リンクの少年時代と青年時代が交差しながら、ガノンドロフとの壮大な戦いが描かれました。

時を超える冒険、伝説のマスターソード、神秘的なトライフォース、そしてゼルダ姫との深い絆──
ゼルダらしい“王道の魅力”がすべて詰まっているのが、この「時のオカリナ」なんです。

さらに、リンクの成長や苦悩といったテーマは、実写映画との相性も抜群です。
ウェス・ボール監督が得意とする「少年の成長を描くアドベンチャー」にもぴったりマッチしそうですよね。

ファンにとっても、制作陣にとっても、物語の完成度が高い「時のオカリナ」は、実写化の原作として非常に選びやすい一本といえるのではないでしょうか。

ファンが望む「神々のトライフォース」路線もアリ?

「時のオカリナ」と並んで、実写映画のストーリー候補として注目されているのが「神々のトライフォース」です。

1991年にスーパーファミコンで登場したこの作品は、ゼルダシリーズの原点ともいえる存在で、2D視点ながらも濃密な物語と高い探索性で多くのファンを魅了しました。

物語は、リンクが“光の世界”と“闇の世界”を行き来しながら、賢者たちの力を借りてガノンに立ち向かうというもの。
この“異なる世界を行き来する”という設定や、複数のダンジョンを攻略する展開は、映画としても映像映えする要素が満載なんです。

とくに、謎解きの面白さや、光と闇の世界が織りなすビジュアルは、スクリーンで描かれたときに壮大な映像美を楽しめるはず。

そして、当時スーファミでプレイしていた世代にとっては、「あの名作が実写でよみがえる!」という感動も大きいのではないでしょうか。

公式からはまだストーリーについての明言はありませんが、実は『神々のトライフォース』こそ、ゼルダらしさを一番色濃く表現できる作品なのかもしれません。

現時点の有力ストーリー予想まとめ

今のところ、ゼルダの実写映画について公式からストーリーの詳細は発表されていません。
ただ、関係者のコメントやファンの間での考察をもとに、いくつか有力なストーリー展開が見えてきています。

まず注目されているのが、監督ウェス・ボールのこれまでの作品や発言から読み取れる「少年リンクの成長を描く冒険活劇」というテーマ。
このことからも、リンクが子どもから大人へと成長していく『時のオカリナ』をベースにするのでは?という声が多くあがっています。

さらに、「世界の危機に気づいた主人公が運命に導かれて旅に出る」という王道のストーリー構成は、映画を初めて観る方でも入りやすく、感情移入しやすい展開になりそうです。

一方で、初代『ゼルダの伝説』や『神々のトライフォース』のように、善と悪がはっきりしたシンプルな構図をベースに、映像美を重視した“神話的なファンタジー”に仕上げる可能性も考えられます。

この場合、実写映画ならではの迫力ある映像で、「光と闇の世界」「封印された力」「選ばれし者の使命」といったゼルダらしい世界観がダイナミックに表現されることが期待できますね。

つまり、今回のゼルダ実写映画は、「少年リンクの成長」と「神話的なファンタジー要素」が絶妙にミックスされた、新しいストーリーになる可能性が高いのではないでしょうか。

ゼルダの伝説 実写映画の注目ポイントとは?

ここからは、ゼルダの実写映画だからこそ楽しみにしたい“映像の魅力”や“演出面のこだわり”に注目していきたいと思います。
実写ならではの迫力ある冒険シーンや、名シーンの再現、美しく作り込まれた世界観など、見どころがたくさんありますよね。

まずは、監督のウェス・ボールが得意とする冒険アクションの魅力について、じっくりチェックしていきましょう。

冒険アクションの系譜?インディ・ジョーンズ風演出に期待

ゼルダの実写映画で注目したいポイントのひとつが、アクションと冒険の演出です。

プロデューサーの宮本茂は、以前「映画「インディ・ジョーンズ」のようアドベンチャー映画の影響や『登った山の頂で大きな湖を発見した』という経験がゼルダのインスピレーションの元になった」と話していたことがあり、そこから作品の方向性が少し見えてきますよね。

あのような冒険ものを、ゲームでもつくってみよう、という想いがあったんだと思います。それにあの当時は、パソコンでRPGを遊んでいる人たちが、「オレの剣士はこれだけ強くなった」と、すごく自慢げにしゃべっていたり、情報交換をするために、夜中に電話をかけたりしていたんです。そういう人たちを見て、おもしろそうな世界だなあと思ったんですね。

出典:任天堂 公式サイト

謎解き、古代遺跡、仕掛け、そしてスリリングな逃走シーン──
こういった“探検アクション”の王道ともいえる要素が、今回の映画にもしっかり取り入れられそうです。

また、ゼルダの世界には森や火山、雪山、空、海底など、さまざまなロケーションが登場するのも魅力のひとつ。
これらを実写でどこまでリアルに再現できるのか、ファンタジー映画としての映像クオリティにも注目が集まります。

ゲームの中で体験してきた“冒険”が、映画というかたちでどんなふうに広がっていくのか──
ワクワクが止まらない演出がスクリーンで観られる日が、今から待ち遠しいですね。

マスターソードやトライフォースは必ず登場する?

ゼルダシリーズといえば、やっぱり真っ先に思い浮かぶのが「マスターソード」と「トライフォース」ではないでしょうか。

この2つは、シリーズを通してゼルダの伝説を象徴する重要な存在です。

マスターソードは、選ばれし者だけが手にすることができる、悪を打ち倒す神聖な剣。
一方、トライフォースは知恵・勇気・力という3つの力が宿る神秘的な遺産で、ゼルダ、リンク、ガノンドロフの運命を大きく左右する存在でもあります。

実写映画にこの2つが登場しなければ、「え?なんで?」と炎上しそうなほど、欠かせない要素といえますよね。

まだ映画関係者からの正式な発表はありませんが、予告編やプロモーションが始まったタイミングで、どちらか一方、もしくは両方が“チラ見せ”される可能性は高そうです。

特に、リンクがマスターソードを引き抜くシーンは、物語の大きな転機としても演出できる場面。
実写ならではの迫力ある映像表現で描かれたら、ファンにとっては胸が熱くなるシーンになるはずです。

伝説の剣と三つの力がスクリーンに登場した瞬間──
想像するだけで鳥肌が立ちますね。

ゼルダ映画はなぜ“実写”で挑むのか?

『ゼルダの伝説』が映画化されると発表されたとき、「えっ、CGじゃなくて実写?」と驚いた方も多かったのではないでしょうか。

実際、『スーパーマリオ』は3DCGアニメ映画として公開されたので、ゼルダも同じ路線になると予想していた方も多かったかもしれません。

でも、任天堂と制作チームが選んだのは“実写”という道。
そこには、しっかりとした理由があると考えられます。

そのひとつが、ゼルダシリーズが持っている「壮大な世界観」と「感情に寄り添った成長の物語」です。
これらは、実写だからこそ深くリアルに描くことができると感じているのかもしれません。

特に、少年リンクが抱える葛藤や苦悩、ゼルダ姫との絆、そしてガノンとの対決といった“人間ドラマ”は、俳優の繊細な演技によってリアリティが生まれますよね。

ボール監督もこの映画をシリアスなものにしたいと語っていましたので、それを実現するには実写という選択が妥当です。

ボールは、できることなら「ゼルダの伝説」の世界を「生きたい」とまで語っている。だからこそ、実写映画化にあたっては、観客が楽しめる要素を詰め込んだ中身のある作品を作りたいとして、「本物の何かを感じられるものでなければなりません。シリアスでクールだけど、楽しくて風変わりなものです」と述べた。

出典:IGN Japan

さらに、今の映像技術を使えば、ハイラルの広大なフィールドや神秘的な神殿、空や異世界といった幻想的なロケーションも、驚くほどリアルに再現できるはずです。

「ゲームの枠を超えた没入体験を、映画館で味わってほしい」
任天堂と制作陣がめざしているのは、きっとそんな“体感型のファンタジー映画”なのかもしれませんね。

まとめ

今回の記事では、『ゼルダの伝説』実写映画について、以下のような注目ポイントを詳しくご紹介しました。

  • 主演俳優や監督、プロデューサーといった制作陣の情報
  • 「時のオカリナ」や「神々のトライフォース」がストーリー候補として注目されている理由
  • 実写化だからこそ映える演出や世界観の魅力
  • ファンにとって欠かせないマスターソードとトライフォースの登場予想
  • なぜアニメではなく実写が選ばれたのか、その背景

ゼルダの壮大な世界が、実写映画でどんなふうに表現されるのか──
スクリーンで観られる日が待ち遠しいですね。

2027年の公開に向けて、これからも続々と新しい情報が発表されると思いますので、ぜひ続報もチェックしていきましょう!

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